いつまでも引きずるな 

今週のお題「大人になったなと感じるとき」

失敗をあんまり引きずらなくなったあたりかな。失敗は嫌だし、指導されるのも年取るたびにきつくなってくるんだけど、失敗を引きずらない。悪く言えばすぐ忘れる。

あとは気持ちをコントロールできるようになってきた。苦手だし嫌いな人はいるけど、それをそうアピールしない。第三者たちには怖がっているように見せる。

距離を取るための工夫をする。自分がどうなりたいのか。そのためにはどういう風な動きがローリスクで動けるかを考える。

なりたい自分になる努力ではなく、見せたい自分をどの様に作るかを考えるようになった。あんまり立派な大人じゃないなぁ。

仕事も質ではなく量をこなすことで立場を作っているし、あんまり立派な先輩ではないし、泣き言を言われても、失敗を重ねて凹むことを無駄だと話すことしかできない。引きずってもう一回やらかしたらどうするんだよと。上司はもう一回キレるだろうし、それをさらに重ねて自分を追い込むなんて馬鹿げている。

つまり何のために働いているのかと。何のために生きているのかと。仕事が好きで会社が好きで働いている人もいる。自分はどうなのか。ここにしか居場所がないならいっぱい背負えばいいと思う。それこそ失敗を重ねる自分も背負うべき。そうでないなら、背負う必要はない。会社のためにすらならない。

給料のために働いているし、それを使うことを考えて生きている。昨年の一年で会社の様相や雰囲気も少し変わった。より一層あまり付き合う必要がないのかなって思った。給料分の付き合いな。

優先順位を決めて仕事をすることが大事だという。視野を広く持って動くことが大事だという。つまりそれは人生においてもだよね。

楽しいことを探して、それをより楽しむために仕事をしている。つまり仕事とは何なのか。『俺がいないと現場は回らない!!』なんて……どれだけ仕事が出来ても思わないことが大切なんじゃないの。

自分が特別ではないこと。でも自分が楽しもうとすることは忘れてはいけない。そしてそこに加わろうとする人たちを弾くことはせず追うこともしない。積極的でいて、それでいて悠々としたおっさんになりたい。