きもちよくいたい

アマゾンで買えるヨーヨーってやっぱり価値があると思う。昨年のコロナからのヨーヨーブームで、各ヨーヨーショップが潤ったように感じるんだけど、きっかけとしてアマゾンというのはいまだに存在感を持っている。

探していると、ショップに無いものが出てくるんだもんなぁ。

今回紹介するのはVOSUNのEZSPiN3(以下EZ3)

https://www.amazon.co.jp/dp/B081B4NCZV/ref=pd_ybh_a_5?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=S6RWQ3QHMCVP73W1ZN68

5日ほど前に購入して、今現在売り切れになっている。ギリアンダー3000円のメタルヨーヨーとしてはとても遊べるレベル。同じタイミングでクラウンst2021が到着したんだけど、両方とも衝撃的な出来で楽しい週末を過ごすことが出来た。

仕事あったけどね。

EZ3は形状的には大人気モデルクラウンや戦国の足軽にシルエットが酷似している。いわゆるステップラウンド。大きさもこの3つはほぼ一緒。

重さは EZ3…66ℊ クラウン…64.4g 足軽…64ℊ

重さが示す通りの結果になるけど、同様のシルエットを持っていても、振り心地は全然違う。EZ3はしっかりとした重みと気持ちの良い振り心地を持ったモデル。

さらに中身を確認すると、ベアリングは足軽と同じセンタートラック形状のベアリングを搭載している。シャッターに搭載されていたデフォルトのベアリングよりしっかり回るセンタートラックを搭載している。ステンレスの8㎜のアクセル。足軽とかなり似たパーツを搭載している。……と言ってもベアリングだけだけど。

EZ3は他2つと比べて一番マイルドにステップしウイングに伸びている印象。シームレスというのとはまた違うんだけど、鋭さのない伸びが印象的。スローするとしっかりと重みと安定性が伝わってくる。スピード感はクラウンと五分程度、足軽の加速感には届かない。

全力スローしなくてもしっかり回る。ホップ30回。こうへいコンボ。サマーソルトホップ15回。何となく回転性能保持テストに使っているリストをすらっとこなして、しっかり戻ってくる。

悪くない。01EZSPiNsssを何年か前に購入した。これは軽量バイメタルという感じで、遊びやすい格安バイメタルだったけど、EZ3は重さを用いてかなり実践向きな遊びやすさを感じる。さらにフィーリングもいい。最近では発売されなくなったけど、マイベストバイメタルオブセッション的な感触もある。

廉価版オブセッション的な感じ。いや、オブセッションほどのしっかりとフィーリングの良さはなかったか。でもこういう使うのが癖になるっていうの良いよね……。

褒めたのか貶したのかよく分からないけど、本当にコスパって意識が嫌いなんだけど、コスパとしてはかなり優れている。クラウンいけた人には、親戚の兄弟感覚で行けるかもしれない。足軽が好きな人にはちょっと似ている他人レベル。

形状からキャッチは優しいし、その癖の重さを生かしたがっつり系の動きは、正直思いタイプが嫌いだった俺の感覚を良い意味で狂わせる。しかもこれって2020リリースで内容で、数年前にこれを作るクオリティ。中国の通販サイトを使う勇気はないけど、中国の製造現場のレベルアップを強く感じる。

本当に中国の製品て優等生。以前記録したametoysもそうだけど、アクセルとパッドとベアリングが酷い時があるけど、それを除くと(除いてよいのかという政治的判断はあるが……)求められているスタンダードな感触を抑えてくれる。

だからこそ、似たような形状なら足軽のようにプラスワンの良さを評価するんだけど、マジでなんでもいいのなら中国製というのが、ハズレなしの選択肢に入ってきている。特にVOSANはベアリングやパッドも開けポンで遊ぶ分には問題なし。きれいに梱包されていて、不快感がないのも好印象。

中国製を不快に思っているわけではないけど、後続が追いかけてくるというのは、とても不思議な気持ちになる。良い物だから余計に来る。