はんぎんぐおん

(´A)<つかみよし

『なんだこの主人公』→『知らないうちにかっこよくなった』

『すげえな今作のヒロイン』→『いやこの作品にはこのヒロインしか無いわ』

例年の思考作業。

新しい仮面ライダーが始まった。例年通りつかみは非常によかった。外見に難ありと感じても1年後には慣れてしまう。そんなことよりも見やすさが大事なんだなぁと、視聴し続けることの大切さを知らされる。

それでもこの最終回と、新作の1話の何とも言えない温度差は毎度のことながら年を取ると答える。先週までのクライマックスと、それなりに納得したエンディングがあると、まったく新しい物語の始まりに体がついて行かなくなる。それはまるで季節の変わり目の体調不良のようだ。

とにかく、近年の仮面ライダーの1話目はオープンで、派手で、分かりやすさを大事にしている。これほどはないレベルでハードルを下げてくれている。どうですか?来週も見てくださいね?と言わんばかり。そして数話、何とか視聴し続けることが出来れば、こちらもペースをつかむことが出来る。

どうしても土日に仕事があるケースが多く、録画したうえでの市長になる。さらにワンランク上になる。それでも見続けようと思わせる。滑り出しの大切さはこの時期の仮面ライダーが常に教えてくれる。

深夜アニメも録画してみるけれど、ほとんどが新作。20作を連続して超えるものはないはず。大河ドラマくらいか?仮面ライダーというくくりでやっている以上どうしても過去の作品は、対外上に見比べる対象になる。

それでも違いを見せる。難しいだろうなと。仕事においても、俺らは何でも屋じゃないわけで、また同じことやってると思われそうになる。それでも新鮮さを提供しないといけない。実際はやれることなんて限られているんだけど。

第一話ではなかやまきんに君が出ていた。彼のCGを使ったギャグではなく、彼が出ているところで笑ってしまう。

いかん。東映バンダイに上手くマインドコントロールされるところだった。今のところベルトはまだ欲しくない。去年はベルトを危うく買うところだった。正直今でもディケイドグッズだけは欲しいレベル。大人になってもこんな気持ちになるのだから、ブレーキの利かないキッズ層はベルトのカッコよさはどう見えるのか。

ブラックとRX時代のキッズとしては、ほかの特撮もいっぱいあったから、あれもこれもで選べなかった。今は戦隊もだいぶ弱ってきてるんでしょ。ライダー一強に近いと聞いたことがある。ある時近所のデパートでベルトが当日完売を見たことがある。偉大なる人気者ライダー。

今年も時代のヒーローとして、子供に正義の姿と、おっさんたちにおっさんたちの子供のころのヒーローがまだ生きていることを未来に伝えてほしい。