あくなきこせい

(´A)<すげえよ。

ヨーヨーの未開封の福袋の話。福袋にはレギュラーが存在する。いや、いい奴なんだよ。でもレギュラー。年一で我が家にやってくるそんなエンジェル。

ダンカン フリーハンドプロ(以下FHP)。

以前付属のサイコロパーツを探しているということでネタにしたけど、現在未開封含め5つのFHPがあることが判明した。自分で買ったのはうち一つ。福袋をしまっている衣装ボックスから、どんどん出てくる未開封のFHP。カウンターウェイト少なすぎ問題は無事解決に至った。

ンで性能は発売から3年たっても全然プラヨーにおいては主力クラス。大き目の直径に横幅も広め。ラウンド形状と大好きなステップストレートの合いの子で俺に良し。

キャップ取り外しシステムを継承しているため、中身がスカスカの感じがあり、そのまま使うとライトすぎる感触があるけど、大きな直径で回していることで、その薄味を見事にカバーしている魁作。

振り出しに軽い心地よさがあるから、ふとした時に遊べるお外用モデルとしても重宝。キャップの取り換えで、自分のセンスが生かされる。センスがないと思う人はネオンカラーを買えば、それだけで目立つ。ダンカン社ならではの遊び心が備わっている。

当時発売されている他機種を見ると、フィンガースピンを考慮した作品が出始めているんだけど、まったく考慮せず、それでいておもちゃ的な切り口を大切にしている。やり過ぎはよくないことを表している。

そしてベアリングがまたいい奴なんだよ。FHPと同社から出ている改造パーツセットMODSスペーサーのベアリングはハズレなし。仮にFHPが実際は良いモデルじゃないにしてもベアリングの性能が見事にカバーしている。

そんな骨までしゃぶれるおいしいFHP。でもいつかは飽きるときが来る。しかし、ダンカン社製品はここから。キャップを外してSG社のウエイトリングをつける。ほーら味が変わった。また遊べる。さらにリングの素材を変えればまだ遊べる。

ステンの重すぎる引っ張る感触もいいし、POM樹脂の軽めのリングでも十分味が出る。ダンカン社の出すステンレスリングだと10グラムも増す。これはやりすぎに感じるけど、まずキャップを外しリングに変えると表情が変わる。ガチ感が出る。

引き戻しのフリーハンド・スタンダードというモデルがある。形状は一緒だけど、引き戻る。いつもの、みんなが知っているヨーヨー。これを買って遊んでいると、ベアリングを変えて無反動使用、さらにリングウエイトを入れて味を変える。そしてその機種がごろごろ転がるうちの家。すべてのパターンのFHPが転がる。

正直、最近発売されたフリーハンド・ネクストジェンよりも最初から最後までずっと遊べる感はFHPの方が全然強い。プレイバリューとでもいうのだろうか。特に難しい技術もなく遊べるあたりは、他のメーカーのプラスチックヨーヨーの追従を許さない。

個人的には、振りだしやすいステップストレートだからこそ、重りを足した際のバランス変更にもしっかり対応しているように感じる。次世代機のネクストジェンはさらに細身でしっかりとステップラウンドになっている。横幅がちょっと気になるんだよなぁ。あとキャップが外しづらい。遊び心より競技性が上に来ている印象。

というかどうやってキャップ取るんだ?

だれかぼすけて。