かちまけじゃないなら

(´A)<すげえ

低賃金で人手不足。介護や保育に当たる人たちの環境はこのワードに限られるようだ。

自宅で面倒を見るにはあまりにもしんど過ぎる自分たちの年老いた親たちの面倒を見る仕事。自分たちが生きてゆくために経済的な安定感のために子供を預ける仕事の価値観とはこういうものらしい。

低賃金で人手不足。うん?低賃金だから人手不足ともいえる。

まずは基本的にその地域の平均にするとどうなるのだろうか。次は仕事の内容に沿った価格が求められる。正直凄い仕事だとは思うんだけどね。自宅に認知症の家族がいるけれど、本当に話が通じない。

そういう家族を家族が見るっていうのは本当にきつい。その人の全盛期を知っているだけに、そういう姿になっていることが本当にみじめに感じる。時に哀れを超える感情を持つ。もちろん。そういう人を介護すると、仕事なんてできるわけがないし、できないと共倒れする。

これからまだ生きないといけない自分が、平均寿命をはるかに超えて訳が分からなくなった人のために共倒れするべきなのか。いろいろ思ってしまう。そういう自分たちを介護の業界は支えてくれている。

地元の介護業界がすべて崩壊して、認知症の老人たちが自宅に戻ることになれば、地元の産業は崩壊すると思う。もしくは年寄りが知らない理由で姿を消すかのどちらかだ。

ある意味こういう仕事っていうのは経済の下支えというよりも、さらにその基盤となる部分だと思う。もっと支えないといけないけど、どうして良いか分からない部分もあるはず。まずは給料上げて、それでもなり手がいなければ立場を上げてやるしかない。

団塊世代が消えるまであと20年はある。それまではどうしても必要な仕事のはず。

どうすれば従事者が増えるんだろうか。一つはサラリーだと思うし、もう一つは環境だと思うけど、家族に認知症の人がいると、まずその人たちは従事してくれないだろなって自分で感じる。本当にきつい。