復権なるか 

https://www.youtube.com/watch?v=fjjGYOwOEjI

女子サッカーワールドカップ見た。

スコットランド戦。相手はアルゼンチン同様の籠城戦術を見せてくると思ったけど、きっちり普通にしてきた。

その結果いわゆる中盤での奪い合いが発生し、比較的前線に戦力配置した日本はプレスがかかりやすく日本にとっては、いつものサッカーが出来た。

きっちり崩すことだけを考えず、チャンスをもう少し前からフィニッシュに持ってゆく方針も見え、だいぶ動きやすそうにも感じられた。

まぁラスト20分は見ている側は地獄でしたよ。男子代表でも後半半分過ぎたぐらいの押し込みに弱いのはフィジカル的な宿命なのか、それとも監督の裁量不足なのか、ちょっとゴツイところに当たると恒例行事のように見える。

特にきつかったのがボランチ。しっかりプレスがかかってるんだけど、力量差が出る。有利な時間に見られるサッカーを維持するためのメンツだろうから、守備の時にきっちり抑えきれているかというと少ししんどい。

勝ち試合らしく、試合展開的には失点はとにかく、日本的なやりやすいものだった。だけど後半メンバーチェンジがあんまり機能しない。チームの戦術がずれるってことではないけど、戦術のキープであったり、周囲との連携がかみ合わなかったりと、選手交代のおいしさが全くでなかった。

男子ロシア大会のハメス・ロドリゲスを見ているようだ…。使うことで確かめたいこともあるんだろうけど、結果周囲の連携の穴になってしまっている。余裕のある時に使うべきだろうけど、本大会に余裕はない。

でも勝てたことは大きい。これでほぼ抜けれる。2位抜けでも問題ないでしょ。

でさ。スコットランド戦終了して感じるアルゼンチンの籠城戦術の有効さ。初戦の硬さも相まって日本をきっちり封殺した。2戦目も籠城だったら結果は変わっていたかもしれない。ベンチワークが日本は穴だってバレたしね。

それにしても、サイド攻撃修正したって言ってたから、まーた行き詰まりを全国放送するのか…って思ったけど、前半何度か見せた縦への展開は小気味よかった。女子サッカーの縦への展開は、男子サッカー以上に相手を揺さぶるわけで、この試合の前半みたいなサッカーをイングランド戦もお願いしたい。