正解へのみちすがら 

シャッターの新型が出ましたね。発売開始とともに購入完了。何を焦っているんだ俺は。ロゴのみのシンプルなデザイン。結構好き。今後どういうデザインになるか分からないけど、こういうデザインが基本的に残してほしい。

重量は1.4ℊ増し。幅は0.1㎜増加。付属ベアリングは結構あたり。初期状態でピンセットに刺して回すと20秒安定。そして謎の白レスポンスパッド。

振ってみると幅の感触はいまいちわからないけど、重さはしっかりと感じる。ただパッドの調子が少し難あり。安売りタイミングだからあんまり贅沢言っちゃいけないけど、こういう定番商品の付属アイテムにはもう少し心を砕いてほしい。

このシンプルロゴがとってもいい。そして振ると重めの感触が残る。今までのシャッターよりもほんの少し。やや少しなんだけど、現代的ヨーヨーの正解に寄せてきている。パッドをリワインドパッドの赤にすると、かなり好感触。

もちろん旧シャッターが悪いわけではない。軽いフィーリングは、重さとは違いまわる要因とされていない。動かしやすさのために回転量を削ったような印象がある。だけど軽くてやや回りにくいからこそ、新しいパーツを買うと、とりあえずセッティングとして使い、パーツの味を掴むのにはちょうど良かった。

悪いヨーヨーではない。現代に続くヨーヨーとしての価値は当然あるし、しっかりとしたメーカーのしっかりとしたシグネ主を持つ扱いやすいヨーヨーとしてはいまだに押せる。俺がジェントリーのファンという部分を多少おいても。

シャッターはワイドアングルで3㎜横に伸び、のちに3グラム重たくなった。このワイドアングルでの微細な変化でも十分に違いを楽しめた。重量化と多少のワイド化というのは現代的トレンドでもある。やっと現代に向いてくれた感じ。

そしてシャッターの名を除いてもジェントリーシグネはここ最近乱発気味。バイメタルにエレメント、アメリカン。ここまで発売されると、どこかに君にぴったり合うジェントリーシグネがある。それを探してくれ!!と言わんばかりだ。

アメリカンは奇抜な形をしているけど、中央がしっかりと抉れていて、動かすとかなり遊びやすい。モノメタル系では一番のバランスだと思う。

エレメントは重さの面でかなり正解に近づけようとしている。投げた時のパワフル館とトリックの成功率。この辺りにポイントを置いている感じ。正直ワイドアングル買うより、初心者でジェントリー選手のシグネに興味があるのなら、セッティング次第という部分はあるけど、投げた感じの重さも兼ねたしっかり回る感は強い。

そして幅広でトリック成功率を上げると。

別のヨーヨーも一緒に買ったんだけど、回るかどうかではなく、重さっていうのは個人的にかなり回ると錯覚させてくれるポイントなんだなって。重すぎて遊べないっていうのは別だろうけど、信頼感を与える程度っていうのは最近のヨーヨーたちから感じる。

シャッターもその波にのまれた。いや使いやすくなったから嬉しいんだけど。