責任は感じたい

お題「#買って良かった2020 」

春ごろ、ヨーヨーブームが何となく来るタイミングで、クラウンというヨーヨーについて触れた。その際に『プラスチック製のクラウンが欲しい』などと書いた。

出た。C3ヨーヨーデザイン　ルーク

久しぶりに買うのが難しい争奪戦だったけど無事購入。ずいぶん時期を外してしまったが、今年買った唯一の金リム。他の手持ちと比べてみようと。

そもそもルークはクラウンの派生モデルに当たるようだ。形状はそっくり。振ってみた感じの重みはかなりはっきり伝わってくる。トラピーズのような簡単な動作でも左手の紐をひっかける指にはしっかりと重みが伝わってくる。

この辺りは現行クラウン、フィンガースピンクラウン、現行クラウンstにも見られない感触。慣れるまでは少しストレスを感じるかもしれない。感じた。逆にこの辺りがストレスフリーで遊べる現行クラウンの良さを確認できる。

そして重さはしっかりとコントロールさせてくれて安定感もある。コンテストモデル級かは分からないけれど、遊べるモデル。そして以前も記録したが、クラウンシリーズには背景があり、購入意欲をそそらせる。

重さに限らずだけれど、かなりクラウンを意識した、一種合わせ鏡のような、互いを比較させるかのようなモデルになっている。シルエットこそ同じような感じだけれど、ここまで違うものが出来る。

クラウンに物足りなさを感じる人がいれば、その物足りなさを埋めるピースがこのヨーヨーにはあるかもしれない。俺は逆にクラウンのまとまりの良さを感じた。この辺りは個人差かなぁ。ある意味メタルヨーヨーとしてのクラウンの雰囲気を感じさせるのは、クラウンファミリーではないスピーダーホリックXXの方かも。

ンでほかの金リム製品と比較する。

まずはアイスバーグ。

アイスバーグの方が加速が良い感じ。スリープはルークだけれど、振り回すんだって感じはアイスバーグの方がストレスフリー。金リムらしさを良い意味で解消させている。ただスリープやコントロールなど、重さが思った以上に解決させてくれるところもある。そのあたりはルーク。

次は超FAY

超FAYは単純にプレイバリュー。コインで外せるキャップを外すと、ルークに近い感触で『重さを生かしたコントロール』機種から表情を変える。『大径かつ軽快なコントロール』機種に代わる。軽快が過ぎる場合にはキャップの内側の直径がダンカンキャップに合わせてあり。プラキャップなりスピンギアで取り扱っているステンレスリムを搭載しコントロールできる。あと割と安い。

ここまでいじれる機種と比べるのはお門違いのような気がする。ルークは比較商品より横幅が広く、リムが覆う面積ももっとも広い。比較対象と目指しているところが違う。これまでの金リムの求められたところよりも、少し視点を変えて、ウエイトの良さを強く訴えてくる。クラウンst以上に。

正直復帰組なんかにはお勧め。クラウンの形状を引き継いでいるのでキャッチダメージは少ないし、向いている方向性も違う。そしてシグネ先のプレイヤーの意思がネットでしっかりと確認できる。

シャッターやラディウスもそうだけど、定期的に新型を出してくれると、追っかける側は楽しいんだよな。今こういうことを求めているのかって。特にルークのようにこれまでと路線変更したモデルは買ってる側としては刺激的。

ただ復帰組が増える中で、メタルヨーヨーを押してきた状況を見ていた手前、金リムをどのあたりに位置づけしていいのか、個人的に消化できていない。価格的なこともあるけど、メタルで使えるモデルを何種類か買った方が効率的。もっと言えばルークで練習するよか、クラウンでやった方が間違いは少なくなる。

ただそういってもね。クラウン（フィンガースピン）で育ってきた俺としてはその派生進化としては、持っておきたかった。もの考え方として一つ持っておきたい感じ。こういう風に考えていいんだって驚かされた。