それはごもっともだが おれはちがった 

今週のお題「いも」

いもってさ。田舎を表す表現だったりする。田舎っぽさを芋を使って表現するよね。表現される側に生まれたわけなんだけど。

大人になると。ひょっとするともっと先の大人になった時に、田舎に移住したがる人って結構いる。ちょっと前にメディアで、近くのシティが移住したい田舎ランキングで1位になったと聞いた。

それは喜んでいいのだろうか。

都会に住んでいた俺としては少し心の置き所に困る。そんなに田舎じゃないよ。都会の人たちの住みやすいとはベクトルが違うけど、田舎人から感じる田舎度合いは、やっぱ生活に不便を感じてからが田舎だよなぁ。

さて。今日は何の日だったでしょうか。10月24日。そうだね。ボトルマンの発売日だね。発表直後にタカラトミーのサイトで予約失敗。アマゾンでも失敗。ちょうど休みだったから隣シティのおもちゃ屋巡りに出撃。

結果はコーラマル1体のみ。トイザらスに開店10分に到着したけど、もうないの。コーラマルだけ。レジに並んだら前にいる紳士は3体確保したみたい。無念。

その後はスーパーのおもちゃコーナーなど隈なく回るも全滅。そもそも入荷していないところもある。アマゾンで購入できるか確認すると割高のみ。パス。そもそも田舎っていうのは販売される総数が少ない。わかっていることだけど切ないね。昔から流行りのホビーには必ず出遅れる。30過ぎてもこの無念さを受ける。

悔しさを抱えて帰宅。

ネットでレビューなどを見る。おもちゃ系のユーチューバーの動画を見る。『フリマサイトなどで高額で転売している転売ヤーからは買わないでください』みたいなこと。うーん。

フリマアプリで確認すると1体900円以下の商品がおよそ2000円で取引されている。さすがにこれは無理。確かに購入することで転売屋が大量購入を繰り返し、正規の商品がいきわたらない。この流れに加担し加速させる。

でもオタクとして複雑。欲しい商品のスタートが手に入らない敗北感って結構強い。そして公式サイトでもいつ補填されるかは不明な感じ。ムーブメントを結局品薄感(これも転売ヤーのせいだとしても…)から作るしかなく、それって結局次回手に入らなかったら興味を失わせる。

転売に対しての正義感は結構なんだけど、手に入らないことに対してのリスクがいまいち把握されていない発言にも思える。田舎民の僻みと言えばそうなんだけどね。

特に土日がない仕事をしているから、発売日ダッシュ確定の商品が続くとキツい。まず買い支えることが不可能。まぁおっさん用のホビーではないのだけど、スパビー世代としてはさみしいかなぁ。