たいせつにしたい

今週のお題「夏を振り返る」

ヨーヨーを趣味でやっておりまして。振り回して遊ぶというよりもコレクターめいてきている感じもありまして、それなりに楽しく遊んでおるわけです。

そしてヨーヨーをあまり知らない。それこそ縁日のヨーヨーしかご存じない方々は知る由もない話だけど、ヨーヨーにはそれ専用のひもがあるわけです。バンダイハイパーヨーヨーを展開したころには、高額で専用のひもを打っていたことをご存じの紳士もいるはず。

コットン100パーセントの紐5本が500円。バブル崩壊後の日本で育つキッズに、マウントポジションから拳を叩きつけるような価格。

まぁ今のご時世…。というか現在ではそんなこともなくおよそ100本で2500円。これでヨーヨーで食べていける選手が使っているものと同様のものが手に入る。しかも太さや素材を選ぶことが出来、自分の遊びやすいフィーリングを探すことが出来る。

そしてよく遊ぶ客間には交換用の紐をセットしている。安いものとはいえ、自分でチョイスした遊ぶうえでは欠かすことのできない相棒だ。消費財を変えることで感触が大きく変わるなんて、20年前は想像できなかった。

そしてこの夏、蛍光灯の紐が切れると、俺のヨーヨーの紐が使われ、庭で野菜を日干しにするときにも網籠の上にはスライスされた野菜。それが俺のストリングスにつられて揺れている。1m位の紐で使うにはちょうどいい感じらしい。皆喜んで、ちょっとしたことに使っている。

客間の紐がちぎれた時には、ご丁寧に、ストリングの先に無理くりダイスウェイトが取り付けられていた。これでつかみやすくなったね。元気貰ったよ。

そうか、割りと変わりがないもんな。肉縛る時なんかも使ったりしてるもんな。タコひもの代わりか。それポリの紐だけど……。焼いたら千切れるんじゃ…。

最近、どんどん詳しくなってて、『これいい感じだねって』ああ、それXLサイズって言って俺が一番好きな奴だから勘弁してね。とかいう会話。使いやすいのはリワインドさんが出しているバインドストリング。ああ、緩いというか、やわらかくていいよね。それもよく使うやつだから勘弁してね。

とりあえずノンブランドのものを取り出しやすい所に置く。それでも家族はブランド系のものを好む。なんでも高いもの知ってしまうとダメだなぁ。良い物を知るってことは大事だけど、それをどんどん使っていいってわけじゃないんだよなぁ。

括りつけた時にぐっとかかるらしく、それが安心感につながるらしい。製作者に伝えたい、エンドユーザーのコメントだ。ちょっとしたものを固定するとき、新聞のようなものではなく、部分的な一部固定。そういう時の代用品が逆にないんだよな。ビニールひもは常備してないしさ。

というか、絵画を固定するときにストリング使っているのは引いた。絵画はやめて。怖い。