責任取ってほしいわけじゃない 

誰かのせいにしたいわけでもない…

ヨーヨーのストリング(ひも)の話。現代ヨーヨーを知らない方々からすれば、どうでもいい話。ただ少しでも遊ぶと、基準点になり到達点になる。始まりにして最後。原点にして頂点。大げさ。

今回取り上げたい商品はスピンギアさんのショップブランドで出ているSPHGルーピングストリングス。俺はこの商品に出会ったのは難民として出会ったように思う。

春はなぜかファイヤーボールを改造したくなる。しかしこの春は違った。修正済のナイロンスペーサーがネット通販のショップから消えてしまった。オンライン2大ショップである。リワインドさん、スピンギアさんから消えたのは衝撃だった。

ファイヤーボールの追加をほぼループアップのメタルスペーサーに依存するようになり。まぁそれがずいぶん使いやすいんだけど、次はひもの問題が出てきた。

ファイヤーボールを改造するにとどまらず、ルーピングは突き詰めるとノイローゼになる。結局何が基準なのか分からなくなる。良い悪いが自分の中で放浪する。だから使うひもを固定し、その紐に合った最良を探ることにしている。

そしてひも。業界的に言われるノーマルと言われる太さを使っているけど、ブランドひもって高いんだよ。ブランドってなんだよっていうのが人類の大多数だと思うけど。

消費量も激しいから、ノンブランドで材料だけ決めて(ポリ100%)買っているんだけど、この…買うたびに感触が変わっている。去年発売されたノンブランドのものが最良だったのに、今年買ったやつは明らかにソリッド。火傷する。

ノンブランドだからか価格が安い。消耗品の価格を落として、とにかくいっぱい遊びたい。そういう発想なんだけど、ショップにおけるノンブランドの製品クオリティが安定しない。誤差の範疇は少し超えた。

でもブランド系は高い。でもブランドってそのブランドの名前と価格で、商品の良さを担保している。実際にハズレがない。でも高い。ループ。

ノンブランドっていうのは安くて偶然?当たりを引いていたから、ちょっとこの不出来にはショック。安かろう悪かろうってことはある。そして、うーん。そういうものだし、誰かに謝れよって怒鳴っているわけでもない。

そんな時にこれ…になればいいが。ショップブランドで低価格。そしておそらく購入時期によってクオリティに左右されないひもの登場。リワインドさんにも同様のルーピング用のストリングがあるんだけど、それよりもほんのちょっと安い。使い込むからこの差はある。

 

ンで使ってみた感想。

 

・ループ720 スターバースト1.1 イニシエーター(開けポン)

上記3機種はきっちりフィット。ほんの少し、気持ち程度にちょい重になるけど、ルーピング速度までは変わらない。アラウンドの周回数も伸びる。左手でのアラウンドの伸びは顕著。ループが下がるような感触はない。

 

・ボルテクス

発売終了系ヨーヨー。開けポンの大家。これが凄い。開けポンで特にセッティングの変化もさせられない機種だけど、すごくフィットする。もともと優秀な機種だったが、今更のベストマッチ発見。

 

スターバースト1.1スペーサーをSGHG黒スぺに変更。

ショップブランドのヨーヨー。改造パーツ。そしてひも。上手く行かないはずがない。訳ではない。30分ぐらい遊んでいるとオイル切れのような状況が出始める。スカりも時折感じるようになる。ギャップ幅は大きく変化しないけど、かなりループの先っちょでの回転が長く感じる。これは同社製のやや太めのストリング推奨とのことだけど、マジでそれ。

 

ファイヤー(中身はループアップメタルスペーサー)ボール

上記の機種などと比べ、1グラム以上重たい設定。使い始めこそ重たさを感じるけど、この重たさでループが安定するから不思議。細めのストリングスでさらに重さの実感は増す。だからこそ余計にルーピングが安定する。この1年ほぼこのタイプのセッティングヨーヨーを使っていたこともあってフィットしていると感じる。

 

結果的には買い。このレベルをずっと維持してくれるならいい感じ。悪口になるけど、スターバースト1.1に付いていた様な「痩せたひも」ではなく、「細マッチョなひも」というイメージ。凹凸がしっかりあってリターンもしっかりさせる。

そして何より消耗の速いアイテムを安定供給してくれてマジで感謝。リワインドさんの方も買ってみないとな。給料出たら。