やるきがない

今週のお題「やる気が出ない」

5月だからってこんなお題が出るのか。実際暦がほぼない仕事についているので連休もなく。単純に5月病を発症する環境にいない。

実際大人になると、そういう人たちが多いことに驚かされる。自分がそこに入るから言うわけではないけど、それでこそ世の中が動いている。5月病になっていられる人っていうのは、ぜいたくとまではいわないけど、その調子の悪さも楽しんでほしい。その調子の悪さは労働と切り離した日々の代償なのだから。

変な仕事に就くと、月9日の休みを結果的にもらっているけど、うち3日は半日休暇を6日に増やしているだけだからな。数字上だからな。

まぁそんな俺の職場でも、休む人はいる。家族を持っていると旦那や奥さんに合わせて休暇を取るために休む。そして五月病に感染し、コンディションが上がらない。あげく電話で「本調子じゃないから休みます」。ここまでくると個人の才能かもしれない。

労働者は基本的にマックスの状態で働いてないから。

愚痴になってしまった。

解決方法は結局、起きる時間や寝る時間を連休中もキープして、働いている時間帯に、ご時世だから難しかったかもしれないが、連休をエンジョイする。いつもの時間にカロリーを消費して、いつもから時間的な逸脱をしないことが大事なんだろう。夜勤明けに似ている。

仕事をしていなくても、早寝早起きは健康保持のために必要だと思う。

そして自分と向き合わないこと。五月病っぽくなったときに、自分は今やっている仕事が嫌なんだろうかとか、深く考えない。原因を考えない。絶対に。

仕事と人生……これは勝たないといけないものではないので、原因究明などはしない。しないといけない気分になったら重傷。カジュアルな気持ちで病院に行くべき。

そういう新人さんをたくさん見てきた。若いんだから無理しなくていいよ。五月病かもしれないけど、とりあえず出てきて、しんどかったら早退したらいいよ。

会社は多くを求めているのかもしれないけど、結果的に、知らないうちに実力をつけて、ゆっくり育てばいいよ。知らないうちにできることが増えて、人に説明できるようになる。もっと良いやり方や伝え方を考えるようになる。それでいいと思うよ。急ぎで育てているのなら、なんで自分を取ったんだよ。それくらいの気持ちで居たい。

 

責任取ってほしいわけじゃない 

誰かのせいにしたいわけでもない…

ヨーヨーのストリング(ひも)の話。現代ヨーヨーを知らない方々からすれば、どうでもいい話。ただ少しでも遊ぶと、基準点になり到達点になる。始まりにして最後。原点にして頂点。大げさ。

今回取り上げたい商品はスピンギアさんのショップブランドで出ているSPHGルーピングストリングス。俺はこの商品に出会ったのは難民として出会ったように思う。

春はなぜかファイヤーボールを改造したくなる。しかしこの春は違った。修正済のナイロンスペーサーがネット通販のショップから消えてしまった。オンライン2大ショップである。リワインドさん、スピンギアさんから消えたのは衝撃だった。

ファイヤーボールの追加をほぼループアップのメタルスペーサーに依存するようになり。まぁそれがずいぶん使いやすいんだけど、次はひもの問題が出てきた。

ファイヤーボールを改造するにとどまらず、ルーピングは突き詰めるとノイローゼになる。結局何が基準なのか分からなくなる。良い悪いが自分の中で放浪する。だから使うひもを固定し、その紐に合った最良を探ることにしている。

そしてひも。業界的に言われるノーマルと言われる太さを使っているけど、ブランドひもって高いんだよ。ブランドってなんだよっていうのが人類の大多数だと思うけど。

消費量も激しいから、ノンブランドで材料だけ決めて(ポリ100%)買っているんだけど、この…買うたびに感触が変わっている。去年発売されたノンブランドのものが最良だったのに、今年買ったやつは明らかにソリッド。火傷する。

ノンブランドだからか価格が安い。消耗品の価格を落として、とにかくいっぱい遊びたい。そういう発想なんだけど、ショップにおけるノンブランドの製品クオリティが安定しない。誤差の範疇は少し超えた。

でもブランド系は高い。でもブランドってそのブランドの名前と価格で、商品の良さを担保している。実際にハズレがない。でも高い。ループ。

ノンブランドっていうのは安くて偶然?当たりを引いていたから、ちょっとこの不出来にはショック。安かろう悪かろうってことはある。そして、うーん。そういうものだし、誰かに謝れよって怒鳴っているわけでもない。

そんな時にこれ…になればいいが。ショップブランドで低価格。そしておそらく購入時期によってクオリティに左右されないひもの登場。リワインドさんにも同様のルーピング用のストリングがあるんだけど、それよりもほんのちょっと安い。使い込むからこの差はある。

 

ンで使ってみた感想。

 

・ループ720 スターバースト1.1 イニシエーター(開けポン)

上記3機種はきっちりフィット。ほんの少し、気持ち程度にちょい重になるけど、ルーピング速度までは変わらない。アラウンドの周回数も伸びる。左手でのアラウンドの伸びは顕著。ループが下がるような感触はない。

 

・ボルテクス

発売終了系ヨーヨー。開けポンの大家。これが凄い。開けポンで特にセッティングの変化もさせられない機種だけど、すごくフィットする。もともと優秀な機種だったが、今更のベストマッチ発見。

 

スターバースト1.1スペーサーをSGHG黒スぺに変更。

ショップブランドのヨーヨー。改造パーツ。そしてひも。上手く行かないはずがない。訳ではない。30分ぐらい遊んでいるとオイル切れのような状況が出始める。スカりも時折感じるようになる。ギャップ幅は大きく変化しないけど、かなりループの先っちょでの回転が長く感じる。これは同社製のやや太めのストリング推奨とのことだけど、マジでそれ。

 

ファイヤー(中身はループアップメタルスペーサー)ボール

上記の機種などと比べ、1グラム以上重たい設定。使い始めこそ重たさを感じるけど、この重たさでループが安定するから不思議。細めのストリングスでさらに重さの実感は増す。だからこそ余計にルーピングが安定する。この1年ほぼこのタイプのセッティングヨーヨーを使っていたこともあってフィットしていると感じる。

 

結果的には買い。このレベルをずっと維持してくれるならいい感じ。悪口になるけど、スターバースト1.1に付いていた様な「痩せたひも」ではなく、「細マッチョなひも」というイメージ。凹凸がしっかりあってリターンもしっかりさせる。

そして何より消耗の速いアイテムを安定供給してくれてマジで感謝。リワインドさんの方も買ってみないとな。給料出たら。

いんぽっしぶる いず なっしんぐ

ヨーヨーファクトリー スカイダンサー
スピンギアさんの販売ページに『エアウェーブで軽く転んだ』みたいに書かれていた。そうだよ。1年間調整し続けて、やっと遊び方がわかってきたところで新型投入。過ちに早く気が付いたと評価しよう。
アップデートが先じゃないですかね。ただヨーヨーを販売する側のいわゆるプロの目線でもやっぱりエアウェーブ厳しかったんですね。

そんなこんなでスカイダンサー。今のご時世、開けポンで遊べないとかなり厳しいことはファクトリーさんもそろそろ理解してほしい。とにかく過去発売された4A機種はとにかく糸が噛む。
形状など他は何となくいい感じでも、遊ぶ時のめんどくささが半端ない。パワフルだったりサイズ感が絶妙で動かしやすいんだけど、バインドするたびに噛む。仮にそんなメタルあったら買いますかって話。

たくさん買ってるけど。ファクトリーのオフスト機。

今作が過去の作品と最も違うのはシグネチャーモデルであるということ。ちゃんと4Aを知っているプレイヤーを迎えて製作している。きっと何かが変わるはず。変わった。

ルックスは、ほんのちょっとサイズアップしたC3の入門機種程度というのが一番想像しやすいかなって感じ。形は違うけどサイズ感的にはコントレイルも近い。
形状的にはジェノスが近い。中華系プレイヤーはこの形が流行っているのかな。ジェノスのシグネプレイヤーも香港…中華系プレイヤーだったはず。

中央をやや抉ったおかげで視認性は高く、エアウェーブよりも幅が狭く、しっかり回ってくれる。パワー系、まぁ軽い投げでしっかり回る。いいね。ファクトリー独自のブレブレは継続しているけど、まずトリックをマスターするレベルの商品としてはコスパ的にも十二分に優秀。最初はフルスローしなくてもいいしね。

そして最も注目すべき部分。『噛むオフスト』からの脱却に成功している。これは凄い。やっぱりシグネ先があるとしっかりと、プレイヤー、ひいてはユーザーの声が反映されるんだなって。
一応よく使うストリング…Kストノーマル SGHGストリングス 商品付属ストリング バインドストリング当たりにはしっかり対応している。つまり普通のオフストリングヨーヨーの土俵に上がることについに成功した。
これは快挙。販売代理店のリワインドさんでは落ち着いた評価だけど、正直ファクトリーオフスト機のユーザーとしては本当にエキサイティングな機種。
さらにセンタートラックベアリングを導入したりと、新しい考えが搭載されていて新鮮な遊び心地があって、分解しても楽しい。

軽く投げて十分回るし、引き戻し時のトラブルもないから、簡単なトリックからしっかり遊べる。初心者向きの機種として十分に候補に挙がる。よく回るという点では開けポンのエアウェーブと比べても全然違う。そしてセッティングなどの幅が広く、何度も言うことになるけど、やっと他社の機種に並んで遊べる楽しさが出来た。ヨーヨーに合わせたセッティングではなく、ユーザーに合わせる選択肢が出来た。

遊んでいても標準的なサイズで重さも気にならない。投げ出しの握りからの投げやすさ?みたいなやつは他のエントリーモデルにやや劣るかもしれないけど、これしか持っていない状況なら困るという選択肢はない。暴論だけど。
個人的にはエアウェーブ投げすぎて感触的にはちょっと劣る。でもこの投げ出しからの加速感は好感触。4Aデビュー時にある、ちょっとトリックやってオープンウィップで〆みたいな流れがスッとできる。ドヤ顔も捗る。

あとはね。この軸周りのデータをね。エアウェーブとフライトに導入してアップデートして欲しいんです。まぁおそらくパワー系のフライトの進化系がスカイダンサーだから。せめてエアウェーブのアップデートぐらいはどうにかならないんですかね。
それにしてもここまでの道のり…長かったね。やっとスタートラインだよ。誰にでも気軽に進められていい感じのオフスト。待ってます。

アナウンスが出ないばかりに 

お題「#この1年の変化

もともと引きこもりというか、『外に出ないといけない』って思わないと家にずっといるので、特に社会的な制約は精神的には受けなかった。むしろ世の中の人たちって、触れ合いに飢えたり旅行とかが大好きなんだなって。

趣味も自宅で出来るものだし、むしろ世の中に気を使って、オンラインでイベントを開催してくれたおかげで、すごく遊べたというか、モチベーションをキープできた。感染症が収まった後も、この流れが維持できたらいいなぁ。

会社の飲み会も無くなり、イベントも中止か縮小開催と、通常業務以外の仕事が少なくなって本当に助かった。自分に求められる仕事がちょっと増えて、その対応で正直お腹いっぱいだった。そうそう。このくらいの仕事で手一杯なんだよなって。

みんなで何かをする1年には不向きだったけど、自分で何かを始めたり続けるにはちょうど良い感じ。もともと田舎だから。何もない所だから。何かしようにも元々イベントもないしね。地方際も無くて、お祭り苦手な俺には静かに過ごせた。

でもテレビを見ていると、本当にみんなストレスが溜まってるんだなって感じる。会社でも県外への移動は事前報告が必要で、酷いときは市外に出るのを原則禁止。当然市街の人間との接触禁止。そこまでの縛りもあった。

やるなと言われるとストレスを感じるんだろうな。やるなと言われず、自分でブレーキを掛ければいいんだけど、そうは精神が許さない。誰かが動くと結局全体に指示が出る。ちょうど一番厳しい指示が出たころ身内の不幸で自宅待機を受けた。2週間。給料が7割程度になってしまったけど、むしろ自宅でゆっくりと過ごすことが出来た。のちの地獄を考えると、ここで休めなかったら、感染症ではなく疲労でやられていた。

安月給で雇われているから、少しでも金を増やすために必死に、仕事量を増やしてきたから、休めるってことが不思議だったけど、休める喜びみたいなものを初めて感じた。本当に回復しきるって本当に難しい。会社都合で2連休というよりも1.5連休を9日分の配分。とにかく忙しくなると回復が追い付かなくなる。盆と正月もないしね。

家と会社を基本的に反復横跳びの俺には関係なかったけど、マスコミを見ていると本当に同じ国にいるのか不思議な感じだった。みんな窮屈だったんだなって思う。ただ報道の仕方のせいなのか、『いつも通り過ごしたい』ストレスが、『感染症にかかる。そして誰かを感染させる』ストレスを上回っている感じだった。

ちょうど1年前くらいだっけか。トイレットペーパー品切れ騒動は。マスクの騒動もあった。今は時代が進んで転売にまで発展していた。なんというか、日本人の倫理観は素晴らしいって誇っていたわけではないけど、ある倫理観ってやつを当てにしていたけど、田舎でも買い占めている人がいた。

危機を煽られてて結局冷静でいられない人がいた。そこで儲けようとする人もいた。結局日本人もみじめな行動をとるんだなって感じた。あんまり外国のことは笑えないと思った。暴動を起こさないからマシと思うかもしれないけど、弱みに付け込んで高額転売はまぁ、仲の良い同僚がやっていたとするなら、今後そっと距離を置くだろうなってレベル。

自分は高潔な人間ではないから、周りの良さに生かされ恩返しする、後攻スタイルで行こうと思っていたけど、ニュースを見るとやべぇやつらがドンドン発掘されている。思った以上に関わらない方が良い人間がこの国には多いのかもしれない。生活様式は何も変わらなかったけど、猜疑心でもないけど、人間としてのNGポイントが増えた。そんな1年。

 

 

 

おもねる必要なんてない

クラウンst(2021)を当日に買う。二つ。悔いなし。城戸さんの動画見て4年ちょい前に復帰した人間が記録するって認識してほしい。常に城戸商品を2つ以上買う。そういうファンが買った上での感想と理解してほしい。

復帰組が大量に出現した昨年。クラウンがびっくりするほど売れた。不出来なヨーヨーじゃないから、悪い気はしないんだけど、それを非常に見たというか、認識したというか、復帰勢からしてもクラウンの評価の高さを確認して作ったようなヨーヨー。

悪口を言っているように聞こえたら申し訳ないんだけど、モノメタルクラウンを素直にアップデートさせた。同じように使って、もっと楽しめるアイテムになっている。いろいろモノメタルを買ったけど、クラウンが落ち着いた紳士・淑女たちはマジで満足する商品だと思う。

7068のような、すぐ加速するような、新しい感触は提供されないけど、いつも投げるような感じで、いつもより回って安定する。まず驚いたのはストリングタッチの感触が、モノメタルクラウンよりシルク。

ストリングタッチやマウント時の衝撃が少ないということ、そして外周に重りをつけた回転性の向上というよりも、スタビライザーとして機能しているような感じ。フィーリングがモノメタルをしっかりと引き継ぎ、遊びやすいというか、いや本当にフィーリングお化け。

上にも書いたが、実際モノメタルとの最大の差は本当に姿勢制御が効くようになった事。フィーリング強化で重さの感触がぼかされているかもしれないが、姿勢制御は本当に進歩している。バイメタル的なブレはあるが、揺れることはない。

モノメタル的な軽快さがとにかく最初に来て、遊ぶとキープ感が良い。これで遊んだ後にはプラグマはもともと重いし、フレイムもかなり重たく感じる。以前紹介したBiだとストリングタッチがトントンと音がしているのかと思わせる。ハードタッチ。ここまでくるとフィーリングの良さの中でも細分化されそうだけど。

この重量感を感じさせずフィーリングの良さは、シャッターバイメタルに近いかなって印象。シャッターの方が後半のもう一段の伸びがあるから。形状もモノメタルから変わっているしね。

個人的なバイメタルに関しての見方が変わる作品。大会を目指して切磋琢磨するような人たちは、別のバイメタルも知っているから、ほかの良さや考え方を知っているけど、まず初めてのバイメタルとしては十分にありな機種。バイメタルも機種が多くて迷っているのなら、ハイエンドの中では比較的価格も抑えめで、使った感触も継承されている。城戸ファンでなくてもアリ。

ただね。これまでのstのストレートクラウンがなくなったのは残念。ちょっと小さめのストレートバイメタルっていうのは、クラウンっていうブランドを除いてもニッチな枠を埋める選択肢だった。ストレートの軽快な加速感。でも伸び切らない回転性をバイメタルでキープさせる。これはこれでシャープですごくよかったんよ。素材も堅い奴だから音が違うんだよ。7000番台の素材でモノメタル化して復活とかできんか?ガチストレートが少なくて困る。

バイメタルになって便利になっただけではなく、もっと別の良さを提供してほしかった。もちろん城戸さん目線で構わんから。

もっと言ってしまうのであれば、クラウンをたくさん買ってくれたことを、おもねる必要なんてなかった。もちろんすごい機種なんだけど、もっと一流はこれ使ってんだ感を前に出してほしかった。いい商品だけど、興奮は少なかった。クラウン間の引継ぎとフィーリングお化け。いつでも持ち歩きたい友達のようなヨーヨーとしては圧倒的上位機種だった。でもさすがに1万払うとみるところが険しくなる。

結果的に、あまりにモノメタルクラウンに寄せ過ぎた。

ルークも形状を寄せたけど、そういう同系他機種を作ると、モノメタルクラウンの良さを逆に引き立てる。ルークを振るとモノメタルの軽快さと柔らかさが出てきた。stを買うとこれはもう些細な個人的なフィーリングだけど、ストリングタッチはモノメタルの方が正直好み。そしてマイルドすぎる。『モノメタルでよくね?』ではなく『モノメタルに帰ることが出来る』感じ。『stはst』ではなくなった。

つまりシャッターのようにある程度形状を変えながら、色々な同系商品を提供する方が、味が変わって面白いのかもしれないってこと。バイメタルにはバイメタルに適した部分を掘り下げた方が良かったかもしれない。

もちろんビジネス度外視でほざいているが。

復帰組以前の購入層的には『バイメタルを使っている』という商品的興奮が少なかったと思う。いろいろ持っている人は、このマイルドでフィーリングの塊に喜べるけど、たばこ好きな先輩がよく言う『喉にガツンとくるやつが好き』みたいな、重さに限らずだけど、指先にピリッと来る刺激が少し足りなかった。オールマイティを目指すと往々にして起きるのかもしれないが。

色々ヨーヨーをたくさん買っている人、基本バイメタルを買っているユーザーたちにとっては、『クラウンの新型』の枠から出るのは難しかったか。気持ちよく遊んでクラウンの正統進化。姿勢制御感がしっかり出て、これまで以上に振り回せる。実際おすすめなんだ。でもね。企画として、もっと冒険して欲しかった。

 

きもちよくいたい

アマゾンで買えるヨーヨーってやっぱり価値があると思う。昨年のコロナからのヨーヨーブームで、各ヨーヨーショップが潤ったように感じるんだけど、きっかけとしてアマゾンというのはいまだに存在感を持っている。

探していると、ショップに無いものが出てくるんだもんなぁ。

今回紹介するのはVOSUNのEZSPiN3(以下EZ3)

https://www.amazon.co.jp/dp/B081B4NCZV/ref=pd_ybh_a_5?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=S6RWQ3QHMCVP73W1ZN68

5日ほど前に購入して、今現在売り切れになっている。ギリアンダー3000円のメタルヨーヨーとしてはとても遊べるレベル。同じタイミングでクラウンst2021が到着したんだけど、両方とも衝撃的な出来で楽しい週末を過ごすことが出来た。

仕事あったけどね。

EZ3は形状的には大人気モデルクラウンや戦国の足軽にシルエットが酷似している。いわゆるステップラウンド。大きさもこの3つはほぼ一緒。

重さは EZ3…66ℊ クラウン…64.4g 足軽…64ℊ

重さが示す通りの結果になるけど、同様のシルエットを持っていても、振り心地は全然違う。EZ3はしっかりとした重みと気持ちの良い振り心地を持ったモデル。

さらに中身を確認すると、ベアリングは足軽と同じセンタートラック形状のベアリングを搭載している。シャッターに搭載されていたデフォルトのベアリングよりしっかり回るセンタートラックを搭載している。ステンレスの8㎜のアクセル。足軽とかなり似たパーツを搭載している。……と言ってもベアリングだけだけど。

EZ3は他2つと比べて一番マイルドにステップしウイングに伸びている印象。シームレスというのとはまた違うんだけど、鋭さのない伸びが印象的。スローするとしっかりと重みと安定性が伝わってくる。スピード感はクラウンと五分程度、足軽の加速感には届かない。

全力スローしなくてもしっかり回る。ホップ30回。こうへいコンボ。サマーソルトホップ15回。何となく回転性能保持テストに使っているリストをすらっとこなして、しっかり戻ってくる。

悪くない。01EZSPiNsssを何年か前に購入した。これは軽量バイメタルという感じで、遊びやすい格安バイメタルだったけど、EZ3は重さを用いてかなり実践向きな遊びやすさを感じる。さらにフィーリングもいい。最近では発売されなくなったけど、マイベストバイメタルオブセッション的な感触もある。

廉価版オブセッション的な感じ。いや、オブセッションほどのしっかりとフィーリングの良さはなかったか。でもこういう使うのが癖になるっていうの良いよね……。

褒めたのか貶したのかよく分からないけど、本当にコスパって意識が嫌いなんだけど、コスパとしてはかなり優れている。クラウンいけた人には、親戚の兄弟感覚で行けるかもしれない。足軽が好きな人にはちょっと似ている他人レベル。

形状からキャッチは優しいし、その癖の重さを生かしたがっつり系の動きは、正直思いタイプが嫌いだった俺の感覚を良い意味で狂わせる。しかもこれって2020リリースで内容で、数年前にこれを作るクオリティ。中国の通販サイトを使う勇気はないけど、中国の製造現場のレベルアップを強く感じる。

本当に中国の製品て優等生。以前記録したametoysもそうだけど、アクセルとパッドとベアリングが酷い時があるけど、それを除くと(除いてよいのかという政治的判断はあるが……)求められているスタンダードな感触を抑えてくれる。

だからこそ、似たような形状なら足軽のようにプラスワンの良さを評価するんだけど、マジでなんでもいいのなら中国製というのが、ハズレなしの選択肢に入ってきている。特にVOSANはベアリングやパッドも開けポンで遊ぶ分には問題なし。きれいに梱包されていて、不快感がないのも好印象。

中国製を不快に思っているわけではないけど、後続が追いかけてくるというのは、とても不思議な気持ちになる。良い物だから余計に来る。

 

いつまでも引きずるな 

今週のお題「大人になったなと感じるとき」

失敗をあんまり引きずらなくなったあたりかな。失敗は嫌だし、指導されるのも年取るたびにきつくなってくるんだけど、失敗を引きずらない。悪く言えばすぐ忘れる。

あとは気持ちをコントロールできるようになってきた。苦手だし嫌いな人はいるけど、それをそうアピールしない。第三者たちには怖がっているように見せる。

距離を取るための工夫をする。自分がどうなりたいのか。そのためにはどういう風な動きがローリスクで動けるかを考える。

なりたい自分になる努力ではなく、見せたい自分をどの様に作るかを考えるようになった。あんまり立派な大人じゃないなぁ。

仕事も質ではなく量をこなすことで立場を作っているし、あんまり立派な先輩ではないし、泣き言を言われても、失敗を重ねて凹むことを無駄だと話すことしかできない。引きずってもう一回やらかしたらどうするんだよと。上司はもう一回キレるだろうし、それをさらに重ねて自分を追い込むなんて馬鹿げている。

つまり何のために働いているのかと。何のために生きているのかと。仕事が好きで会社が好きで働いている人もいる。自分はどうなのか。ここにしか居場所がないならいっぱい背負えばいいと思う。それこそ失敗を重ねる自分も背負うべき。そうでないなら、背負う必要はない。会社のためにすらならない。

給料のために働いているし、それを使うことを考えて生きている。昨年の一年で会社の様相や雰囲気も少し変わった。より一層あまり付き合う必要がないのかなって思った。給料分の付き合いな。

優先順位を決めて仕事をすることが大事だという。視野を広く持って動くことが大事だという。つまりそれは人生においてもだよね。

楽しいことを探して、それをより楽しむために仕事をしている。つまり仕事とは何なのか。『俺がいないと現場は回らない!!』なんて……どれだけ仕事が出来ても思わないことが大切なんじゃないの。

自分が特別ではないこと。でも自分が楽しもうとすることは忘れてはいけない。そしてそこに加わろうとする人たちを弾くことはせず追うこともしない。積極的でいて、それでいて悠々としたおっさんになりたい。