やったかん

今週のお題「夏うた」

夏だけに限った話ではないんだけど、仕事上夜勤を週に何度かこなしている。年を取るとドンドンしんどくなってくる。夏場や冬場のような気温が極端な時期は、エアコンがあるからとかそういうことを超えてしんどい。

そんな時期、17時間の激闘を終えてタイムカードを切り、まぶしい太陽の中に放り出される。そんな時にいつもカーステレオで流すのは……

サライ/加山雄三 谷村新司』以外考えられない。

24時間テレビを必死で見たことは一度もないんだけど、寛平ちゃんが必死に走ってきて感動のフィナーレのシーンに流れるサライ。疲れ切ったタイミングで、そして梅雨明けしたこの過酷な時期に聞くとグッとくる名曲だ。

https://www.youtube.com/watch?v=FNdroqNVOmQ&t=632s

最近ではこの動画のオチに使われたのを見て無駄に感動した。サライは感動スイッチに響く何かを持っているのだろうか。

100キロマラソンなんかよりずっと楽なんだけど、やり切ったことに対してだれも評価してくれない。自分で評価しないとやっていられない。そういう精神状態が、サライを過大評価させるのだろうか。なお夜勤前に聞くと逆効果だ。

夜勤前で夏効くと盛り上がるのはブライアン・タイラー氏作曲のF1のテーマソングだろうか。アベンジャーズとかの作曲も担当されている人で、聞けば聞くほど熱くなる感じ。F1好きな人には情景や映像も浮かぶしね。

やる気が起きるというよりかは、ショーマストゴーオン的な気持ちになる。

夏の夜勤明けという意味ではT.M.Rさんの『LIGHT MY FIRE』なんかもしみる名曲。

うーん振り返ると、歌詞の内容よりもメロディ重視なのかな。ほぼ2日分の業務を夜勤でこなすから、とにかくハードそうなると慰めてほしい。自分を肯定して欲しい気持ちになるのだろうか。

夏は…というか夏も忙しいからどこかに遊びに行けるスキはないし、カレンダー通りの休みも供給されない仕事だから、夏休み!!お祭り!!みたいな気持ちは今の職について全然感じなくなった。季節というよりも気温と戦って慰めてほしいような感情が強くなっている。

老いているな。確実に。