すがったり頼ったりするって大切

今週のお題「納豆」

職場に出入りしている医療関係者が、『栄養ドリンクは元気の前借』って言っていた。

なるほどな。結局食事や睡眠。そしてゲーム的に言うとHPゲージを伸ばしておかないと自力での回復が弱くなるんだなぁ。筋肉とおんなじ。そんな風に思ってはや何年。

夜勤明けの眠けを回避するために栄養剤を飲んでいたが、前借発言の後は栄養ドリンクに頼らず何とかやっている。しんどさは結局変わらないわけで、健康な体こそが回復の礎になる。

と言っても頼るというか、これを食べると回復するような気がする。そういうものが大切。人は全く何かに頼らず生きることは出来ない。それがある人によっては宗教であり、俺にとっては疲れるであろう前の日に食べる納豆である。

納豆って3パックぐらいで売ってるじゃん。あれ全部開けて、生卵を入れて、青ネギをたっぷり入れて、しょうがチューブを少しだけ入れて、味の素とタレで調整。ご飯に掛けたりせず。これを食べる。信じているから効くような気がする。

大切なことは疲れるであろう前に食べること。風邪のひき始めのその直前ぐらいに食べること。はっきり言って調子を崩して食欲がなくなるとしんどい。そうならないためのお祈りメニュー的な一品。

なんと工夫のない。

逆にカレーやらチャーハンに混ぜるよりは、ほぼそのまま食べられるというのが、納豆の強みに思える。ご家庭では加工不要という強みをむしろ生かしたと自負している。

江戸時代では大豆の植物性たんぱく質がありがたがれ、みそ汁に、豆腐・油揚げ・納豆を入れたものもあったとか。肉食えば当然補えるんだろうけど、そのあたりは植物性たるありがたみにすがるに限る。

納豆のヘビーユーザーな俺は最近本当に納豆の臭みとか、そういうものを感じなくなったと思い込んでいるけど、苦手な人にとってはどうなのだろうか。食べやすくなっているとは思うんだよ。この食べ方に限らず、苦手な人もチャレンジしてほしい食品ではある。辛いとか、それでおなかを壊すとか、そういうリスクはないわけで、味と匂いだけなんだよなぁ。

栄養を安定的に健康な体に補給することで、確実な疲労回復につなげる。これのなんと難しいことよ。