ないものはない

お題「田舎あるあるポジティブ編」

・自宅から職場までがおよそ1時間。運転時間が長いことで職場のストレスが笑える内容に昇華してしまう。悩むことがバカバカしくなるよね。

・やっぱり野生動物。イノシシ、タヌキ、シカ、イタチ、ネコ、野生化したウサギ、キジ、季節ごとに出現するキュートな畑荒らしたち。動物の生きざま。そして連中から作物を守る永遠の戦い。遠くで観察している分には、生き物の美しさを感じる。

・最寄りコンビニまで25分。仕事を思い出したとき、コンビニであれを買ったらやれるなってときがある。無理。出来ないことはしない。

・信号がない。地域の安全を守るのは己の運転マナーとリテラシー。常に自分に矢印を向けた生き方がある。

・とにかく緑。春や秋の色合いの変化。雪でまるで木が凍り付いたような風景は、四季のある国とかじゃなくて、その姿すがたが芸術。

・常に自分が求められる環境。集落でアラフォーの俺が一番若手。永遠の若造。近所のジジババ(90代)に『ぼくちゃん』と呼ばれる。

・子供の頃よく遊んだ火薬銃乱射し放題。音と臭いで畑に迫る野生動物と差をつけろ!!

・人が少なすぎて、ネットで話題になるような、田舎の独自ルールすら存在しない。守るべきルールは交通ルールとごみの出し方だけ。ゴミルール?普通だよ。

・音の出る趣味をしていても誰も文句を言わない。たぶん音が届いていない。種類によっては野生動物の方がうるさいまである。

・雨が降ると山水が噴き出す。これって当たり前のことなんですよね。

・勤め先の緊急の呼び出しに対しても、必ず遅刻することが約束事として設定されている。じゃあ呼ぶなよって話ではあるが。

・人がいない。それによる不便よりも、孤立というよりも、こんなところに自分がいるという不思議な感覚が勝る。住んでるところの悪口じゃないよ。

・天気が悪いと新聞が来ない。必要ない。捨てろよ。

・病院が遠い。まぁ長生きしたいってわけでもないし。必要ない。捨てろよ。

・ネットスーパーの管轄外。アマゾン最大の強みが確認できる。

ハイブリッドカー最大の活躍どころ。圧倒的省エネ力。

・空気がきれいかどうかわからないけど、深呼吸したくなる環境だとは思う。職場で落ち着くための深呼吸とは全く価値が違う。

・こんなウルトラ田舎だけど、住んでいる人たちが庭木をきれいに手入れしている。誰が見るわけでもないのに。ふと通りかかったときに感動する。

・死ぬならここだよなぁと散歩していると思う。

・上記すべてポジティヴなものと受け取りください。