そこまでのモノにした罪

今週のお題「SFといえば」

ガンダムというか、国産アニメ中心になるけど、ロボットアニメにはまった俺の罪は大きい。人生の中心に置いた期間長すぎるし、それをチョイスした自分が悪いんだけど、ロボットアニメ的なSFとコロコロコミックは俺の人生の序盤戦…いや今に至るまで影響を残している。

もちろん悪い影響ばかりではないけれど、こう…普通ではなくなってしまったなぁと。昔でいえばそれこそオタクだったし、今でいえば陰キャになってしまうのだろうか。

大人になってもこじらせたままだったけど、こじらせてオーラがはみ出しているシャカ人を同じ現場で見つけてしまうと、何とかカモフラージュしないといけないような気がしてならない。なかなか実生活に生かせないアニメ系ロボットファンの悲しさ。

学生の時に、今でもあるのかな、運動会の大型イラストのチームリーダーに指名されたことが何度もあるが、ロボットアニメから興味を持ったプラモ作成で、塗装まで簡単なレベルだけどできることが評価された。リーダー適正関係なし。

いい経験をしたと思っているけど、やっぱり別の人がするべきだったと思っているが、当時の主流のアニメ主人公のように、いやだけどやるしかないという選択肢は僕には出来なかった。今でいう陽キャの皆様からご指名を受けた以上やるしかなかった。悪い人たちではなかったんだけど巻き込み型でついてゆくのがやっとだった。

というか、SFファンとしての生き方よりも、昨今の感染症のはやり方っていうのがSFじみていてならない。映画やドラマだったらもっと致死率が高いのかもしれないけど、今のレベルでも十分悪質で、変容を遂げているさまは明らかにSF。

大何波になったのか数える気もなくなったけど、うちの地域も現在の感染症の勢いはすごい。職場も浸食されている。慌てふためく上層部を見ていると、あの人たちに余裕はないんだろうけど、SFしてるなぁと他人目線で見てしまう。

未知の生命体に感染というわけではなくなって来ているけど、このかかり方はすごい。そしてこの精神的な不安の持たされ方は、映画やドラマで見てきたキャラクターにより気持ちを寄せることができる。

でもなかなかこのビッグウェーブに乗り切れない。上司はまるで映画の主役のように働ているが、俺は自分が陰キャの視聴者になったように、どこか現実にフィットできずにいる。オタクとして自覚しすぎて生きてきたせいだろうか。