まばゆい

(´A)<そうねそうだよね

国連の会議で発言をしたことでご存じのミスグレダ。世の大人たちに批判されている。まぁ未成年が何となく社会や世の中に興味を持って、正義の心で話せばあんなもんだよ。悪気がないのよ。

正義の気持ちというか、確実に間違っていると思っているものを叩くとき、人はねじをはずす。ブレーキを効かなくする。正しいのは自分だと根っこから疑わない。それをあの年頃の人間皆に把握させるのは難しい。

16歳?すごいじゃん。その頃は行きたい大学を決めて、少しづつ勉強しだしたころだ。世の中のことは新聞やニュースを見てできるだけ把握していたが、いちいち買えようとは思っていなかった。むしろルールに関しては大学行くまで、あわよくば大人になるまで何も変わらないでほしかったかな。

涙を流して、社会に確変を訴えることなんてなかった。

世の中に関して、いけないことだよ…と思うことはあったとしても、ルールが変わらないということは、これまでの流れで何かあったのだろうと。これまでの失敗から今があるわけで、急にニュースの話題で知った程度の人間が語ることではないのだろうと。

歴史を勉強したくて、大学選びをしていた。点が取れるからじゃなくて、ガキの頃からそういう本を読んでいて好きだった。いけないことがずっと続いていて、それでも生きているのが人間なんだろうなって。潔癖には成れないし、感情の生き物でとっさにやらかすことを知っていたからだろうか。

まぁいけないことを知っていても、それをどうするのかが大事。いけないことっていうのは大人たちは基本把握している。だからこそ次のビジネスの側面も兼ねて、新しい技術革新をしている。実際アメリカやヨーロッパはCO2の削減を進めている。なぜアメリカにミスグレダは喧嘩を売っているのか?

アメリカに来たら、トランプ大統領にケンカを売りたくなったのか。大統領は世界の敵ではないんだけどなぁ。

志は立派なんだけど、そこから次の一歩がない。志を述べ続けているだけにしか見えない。そこが残念。じゃあ次は若者たちは何をするの?次は大人を呪うことしかできないの?その次世代はきっと君たちの世代のことを口だけの無能と誹るだろう。

じゃあやってみようという前向きの感情がないのが、また若者らしい。どうにかしたいけど、どうしようもない。あそこまで大きな渦が出来ていても何もできない。政治活動や環境活動に限らず、もっと身近なことで人間が味わう挫折感だと思う。

ここまで無傷で来たのであれば、この敗北に似た逆風をしっかりと感じ取ってほしい。大人になって敗北を感じるとひん曲がることがある。さっさと負けて、土の味を知っておくことが、きっと人格に何かを与える。

そういう部分含めて、トランプ大統領のツイートを見ると、そうなんだよなぁって感じ。誰かのためとか、正義とか、振りかざすものがあるんだけど、アイディアがないんだよ。それは実行力がないということ。だから学校があるんだよなぁ。