『男の仕事の9割は決断』だっけ。仮面ライダーWのセリフだったと記憶しているけれども、決断したら迷わない。疑わない。これこそが難しい。

『いいかい?疑ったら駄目だぞ?』水どうだったっけ?

迷いながらも決断したら、一直線。きっちり仕事をするという人は、迷う価値があると思う。でも多くの人は決断を疑いながら軌道修正を図ることもある。

じゃあどうするかというと、決断時にあらかじめ迷いそうな部分を切り捨てる。諦めるのではなく視界から外す。

進学のすべり止めや、特に興味のない学科へのすべり止めを進めてくる教師がいる。ああいう話をどうやって自分自身にお断りできるか。ここに行かないと意味ないんすよ。と決断したときに決め込む。

先月から軽い運動を始めた。面倒だという迷いもあるが、今のところ毎日続けている。安っぽい決断だけど、毎日10分の2回今月末で80日連続になる。夜勤の入りの時には前日にやる形をとり、とにかく回数で嘘をつかないようにしている。

小さな決断にきっちり細かいルールを決め、逃げ道をなくす。決断の最大の敵は自分。何をどう言っても決断を完遂するための自分にならないといけない。高々1回10分の運動をしているとき、ヒロイックな気分で行う。俺は決断を実行している。高揚する気分。褒められてないのに褒められている気分。

決断して進む方向は、自分にとって良い方向に進むための判断のはず。前向きに疑わずに進みたい。それこそ進学や就職はそういう気持ちで進めていたはずだ。自分はよくなる。自分は解放される。そこに暗澹たる思いはいらない。

自分のために自分をだます。それこそ決断。